【マネジメント】最高のパフォーマンスを引き出すためのコーチング

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こんにちは、KiYOです。

システムエンジニア歴20年オーバー。製造現場に特化したシステム開発を主にやってます。

新しい物好きで色々なIT技術を勉強しては、仕事に使って行ってます。

KiYO
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今回はこの前受けたマネジメント研修のコーチングについて紹介します。

この記事でわかる事
  • コーチングについての理解
  • コーチングの種類
  • コーチングのテクニック
目次

コーチングとは

他者が任務を遂行したり問題を解決したりするのに必要な特定の知識、スキル、言動を強化できるように、タイミングよく指導し、フィードバックを提供すること。

コーチングとティーチングの違い

コーチングは、答えは教えずに相手に考えさせ、自力で行動できるように仕向けること。

例)魚の釣り方を教える

ティーチングは、教え答えを示す場合のこと。

例)魚を与えること

コーチングの種類

コーチングにはプロアクティブ・コーチングとリアクティブ・コーチングの2種類がある

プロアクティブ・コーチング

初めての、または困難な状況下でメンバーが成功できるように導くコーチング

例(事前に行う)
  • 未経験の業務を担当する場合
  • 新たな職務に関する知識やスキルを習得する場合
  • 新規顧客やベンダーとの取引を担当する場合
  • 新しいプロジェクトのキックオフ会議や、難しい案件の打ち合わせを開催する場合
  • 対立を解消できるよう導き場合

リアクティブ・コーチング

メンバーが自身の業績・職務行動を改善、または向上できるように導くコーチング

例(事後に行う)
  • 達成された業績をさらに高い水準へと引き上げる場合
  • 低い評価、苦手な分野を克服させる場合
  • このままでは未達となりそうな目標や期日を達成できるよう導く場合
  • 完了した課題や任務を振り返り、改善の余地がないかを検討する場合
  • 職務行動上の問題を解決する場合(遅刻、おしゃべりなど)

インタアクション・スキル

あなたは、メンバーに対しコーチングする時に、彼らが参画したい、話を聴いて欲しい、理解して欲しい、支援してほしいといった様々なヒューマンニーズを持っていることに気づくでしょう。

また、物事を進めるための行動計画を立てるといったタスクニーズも持っていいます。

これらのヒューマンニーズとタスクニーズの両方を満たすためにインタアクション・スキルを活用しましょう。

インタアクション・スキルはこちらに詳しく解説しています。

https://laphroaig-apple.com/2021/07/14/management/#toc9

コーチングのテクニック

コーチングのテクニックには3つあります。「データを収集し、活用する」「引き出す、と伝えるのバランスをとる」「継続的にフィードバックと支援を提供する」を詳しく解説します。

データを収集し、活用する

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コーチングを行うために、本人の仕事ぶりに関する正確なデータを収集し、話し合いの中で本人にそのデータを共有する。話し合い後も、進捗状況を継続的にチェックして、結果を測定する。

point
  • メンバーの仕事ぶりが仕事上の関係者や生産性、収益性に与えている影響を明らかにする
  • メンバーが担当業務や任務を遂行しているところを、自ら観察したり、作業中の未完成品に目を通したり、その仕事の結果を測定したりする
  • 仕事ぶりに関するデータを他者から集める
  • 肯定的・否定的な噂や評判については、それが事実かどうかを確認する

引き出す、と伝えるのバランスをと

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多くの効果的な質問をすることで相手から意見を引き出す、相手が自分の状況について主体的に考えるように促し、責任感とやる気を高める。また、自身の経験や気づきを適切なタイミングで伝える。

point
  • 話し合いの中で何を引き出し、何を伝えるかを、事前に計画する
  • 相手から引き出すことの重要性を認識する
  • できる限り相手のアイデアを活かし、発展させる
  • 自分の考え方を相手に押し付けない
  • 適切なペースで質問する
  • 沈黙を味方にする
  • 「伝える」ことが適切なタイミングを見定めよ

継続的にフィードバックと支援を提供する

KiYO
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仕事ぶりを継続的に追跡チェックする。具体的でバランスの取れたフィードバックをタイムリーに提供し、本人の取り組みを後押ししたり、軌道修正したりする。

point
  • メンバーの仕事ぶりを継続的にモニタリングし、肯定的なフィードバックをしたり、軌道修正したりする
  • メンバーが自分自身で進捗をチェックし、目標に対する実績を測定するよう促す
  • メンバーの仕事ぶりが関係者、生産性、収益性にどのような影響を及ぼしているかを伝える
  • メンバーの多大な努力を認め、その成果を称賛する

まとめ:魚を与えず、魚の釣り方を教えよう

今回は、コーチングについて解説してきました。

コーチングとは釣りの釣り方を教えるような感じかなと思いました。

魚を与えるのは簡単ですが、もし魚を与えることができなくなった場合、その人は食べることができなくなります。

ただし、魚の釣り方を教えると、色々と工夫をして色々な魚を釣ることができるようになります。

コーチングとは、自分で考え生き抜く力を教えることだと感じました。

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この記事を書いた人

ITの事や自分の経験談など綴っていきたいと思っています。

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