【SQL Server】ファイルグループを使用したオブジェクトの配置

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こんにちは、KiYOです。

システムエンジニア歴20年オーバー。製造現場に特化したシステム開発を主にやってます。

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今回は、Microsoft SQL Serverのファイルグループを使用したオブジェクトの配置について解説していきます。

目次

ファイルグループを使用したオブジェクトの配置

ファイルとは、データベース内のデータファイルをグループ化して名前をつけたものを言います。データの配置を制御してクエリのパフォーマンスを向上させることやバックアップや復元操作などの管理タスクを支援するために使用されます。

ファイルグループを使用する際の一般的な推奨事項

異なる物理ディスク上にファイルとファイルグループを配置する

パフォーマンスを最適化するために、異なるローカル物理ディスクにできるだけ多くのファイルまたはファイルグループを作成します。

また、大きな記憶域を占有する可能性のあるオブジェクトは、別々のファイルグループに配置します。

結合で使用するテーブルは別のファイルグループに配置する

同じ結合クエリで使用する各テーブルは別のファイルグループに配置します。

これにより、結合されるデータが並列ディスクI/Oによって検索されるので、結合のパフォーマンスが向上します。

テーブルと非クラスタ化インデックスは別のファイルグループに配置する

アクセス頻度が高いテーブルとそれらのテーブルに属する非クラスタ化インデックスは、別々のファイルグループに配置します。

ファイルが別の物理ディスク上にある場合には並列I/Oが行われるので、インデックスを使用したデータ検索のパフォーマンスが向上します。

トランザクションログファイルはデータファイルと分離する

トランザクションログファイルは他のデータファイルやファイルグループとは同じ物理ディスク上に配置しないようにします。

Udemyというオンライン講座でもデータベースの学習はできます。 再生速度を早めてみたり、何度も見返すことができるのでおすすめです! 私も色々なデータベースをここで学習しています。

インデックスについて詳しく解説してくれて、理解しやすいと思います。

SQLServerのインデックスを理解して検索を速くする方法

その他のパフォーマンスチューニングはこちらをご覧ください。

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この記事を書いた人

ITの事や自分の経験談など綴っていきたいと思っています。

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