こんにちは、KiYOです。
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今回は、Microsoft SQL Serverのファイルグループを使用したオブジェクトの配置について解説していきます。
ファイルグループを使用したオブジェクトの配置

ファイルとは、データベース内のデータファイルをグループ化して名前をつけたものを言います。データの配置を制御してクエリのパフォーマンスを向上させることやバックアップや復元操作などの管理タスクを支援するために使用されます。
ファイルグループを使用する際の一般的な推奨事項
パフォーマンスを最適化するために、異なるローカル物理ディスクにできるだけ多くのファイルまたはファイルグループを作成します。
また、大きな記憶域を占有する可能性のあるオブジェクトは、別々のファイルグループに配置します。
同じ結合クエリで使用する各テーブルは別のファイルグループに配置します。
これにより、結合されるデータが並列ディスクI/Oによって検索されるので、結合のパフォーマンスが向上します。
アクセス頻度が高いテーブルとそれらのテーブルに属する非クラスタ化インデックスは、別々のファイルグループに配置します。
ファイルが別の物理ディスク上にある場合には並列I/Oが行われるので、インデックスを使用したデータ検索のパフォーマンスが向上します。
トランザクションログファイルは他のデータファイルやファイルグループとは同じ物理ディスク上に配置しないようにします。
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インデックスについて詳しく解説してくれて、理解しやすいと思います。
SQLServerのインデックスを理解して検索を速くする方法
その他のパフォーマンスチューニングはこちらをご覧ください。

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