こんにちは、KiYOです。
システムエンジニア歴20年オーバー。製造現場に特化したシステム開発を主にやってます。
新しい物好きで色々なIT技術を勉強しては、仕事に使って行ってます。

PHP(ピーエイチピー)について紹介します。
Web開発ではよくこのPHPを使用して開発してます。出会ってから15年ぐらい経ちますが、いまだに進化している印象です。フレームワークも大分増えました。
- PHPの特徴
- PHPの歴史
- PHPの利用シーン
今回はこの本を参考に、私の独断と偏見で記事を書いています。
言語を5点中評価
容易性 | 容易に言語習得できるか? | 5 |
将来性 | 将来性があるか? | 3.5 |
普及度 | 普及しているか? | 4 |
保守性 | 保守性が高いか? | 2.5 |
中毒性 | ハマるか? | 2 |
17 |

PHPの特徴

Web開発に特化したプログラミング言語。性能も年々向上している
- PHPはWebアプリの開発に特化したプログラミング言語
- 動的なWebページを作るのに便利なライブラリやオブジェクト指向など多くの機能がある
- Webサイトの約8割にはPHPが使われているデータもある(W3Techs)

PHPの歴史

開発者 | Rasmus Lerdorf(ラ スマス・ラードフ)、PHP Group |
誕生 | 1994年にPHPの前身となる「Personal HomePage Tools」を公開 |
公式サイト | https://php.net/ |
分類 | 動的型付け、オブジェクト指向 |
言語の歴史
1994年 | PHPの前身となる「Personal HomePage Tools」を公開 |
1998年 | PHP3が公開。言語機能を強化 |
2000年 | PHP4が公開。PHPのコア部分を再設計し高速化 |
2004年 | PHP5が公開。オブジェクト指向を導入 |
2015年 | PHP7が公開。処理の大幅な高速化を実現 |
- クッキー制御、セッション管理、データベース接続などWeb開発に便利な機能を標準でサポート
- Apache HTTP ServerなどのWebサーバのモジュールとして動作する
2002年頃から数年間、PHPは多くのセキュリティ上の問題が見つかった。そのため、PHPは問題の多いプログラミング言語としてみなされていた時期もあった。
しかし、そうした批判を受けて改善が進み、安全性が向上した現在では安心して使える言語となった。
PHPには、パッケージマネージャー・リポジトリがいくつかありました。Node.jsのnpmなどに影響を受けたComposerが最も多く使われています。
PHPは最初は、ややプログラミング言語としては機能不足でしたが、進化を続け機能強化されています。型注釈(type hinting)で引数の方を宣言したり、使いやすい関数を増やしたりといった改善を行っています。
また、PHP7ではPHP5から著しくパフォーマンス向上し、人気を集めました。
PHPの利用シーン

Webアプリーケーションの開発の利用シーンが主です。WikipediaやWordPressはPHP製です。
また、Laravelなど優れたフレームワークが多数存在します。
- フレームワークとは、「枠組み」「骨組み」を意味する
- Webアプリを作成するのに必要となる汎用的な機能を纏めたもの
- フレームワークを利用すると、Webアプリをゼロから作る必要がない
- セキュリティ上の問題も起こりづらいように設計されている
- Laravel・・・2019年時点でPHPのWebフレームワークとして一番人気
- CakePHP・・・Ruby on Railsの概念を取り入れたフレームワーク
- Symfony・・・MVCフレームワーク
- CodeIgniter・・・軽量で速度重視であることを特徴とするフレームワーク
まとめ:Web開発ならまだPHPは外せない

今回はPHPについて解説しました。
Web開発するには、PHPとWebフレームワーク(Laravel)は外せません。
- 世界のWebページの8割はPHPが使われている
- PHPのライブラリやフレームワークも多いため、開発がやり易い
- 色々な業種や分野で採用されており、需要が高い
言語を覚えたとしてもそれを使うシーンが少なければ、意味がありません。
やりたいことを実現するために、PHPの使い方をマスタしましょう。
以上、KiYOでした!
今回参考にさせていただいた本はこちらです。今回紹介した言語やその他言語も紹介されているので大変勉強になりました。
まとめページで、他のプログラミングも紹介していますので、ご覧ください。

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