こんにちは、KiYOです。
システムエンジニア歴20年オーバーの会社員です。副業で稼ぐため、色々なことをやっていますが、個人事業主としてやっていくには確定申告は必須なので、簿記を1から勉強しました。
2021年4月に日商簿記3級(CBT)を1発合格できました。その時に学んだ簿記のことを発信していきたいと思います。
その他の債権・債務・費用について紹介します。
売掛金・買掛金以外にも多くの債権・債務・費用の勘定科目があり、どのような場面で使われるか解説します。
簿記の学習は本でやっていましたが、結構ややこしくて理解できなく挫折しました。
そのため、通信教育のクレアールを受講しました。 Webオンライン動画で見ることができて、簿記の独特の考え方など親切丁寧に教えてくれてわかりやすかったです。 資料請求は以下のバナーからできますので、簿記の試験対策にいかがでしょうか。 おすすめします。
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前払金と前受金
商品売買の際に、商品の受け渡しの前にあらかじめ手付金等を受領する場合があります。
この場合はまだ商品の受け渡しが行われていないので、仕入れや売上を計上できません。
前払金、前受金で処理します。
貸付金と借入金・役員貸付金と役員借入金
金銭の貸借を行った場合には、金銭消費貸借契約書を取り交わすのですが、
簿記の検定試験では、単に「金銭を貸した」「金銭を借りた」と表される場合がほとんどです。
金銭の貸借の際には、利息の授受が行われます。
金銭を貸し付けた側は貸付金勘定で処理し、借り受けた側は借入金勘定で処理します。
なお、時の経過に応じて利息も発生します。(受取利息勘定、支払利息勘定によって処理する)
※役員に対する分は役員貸付金勘定、役員借入金勘定として計上することがあります。
手形貸付金と手形借入金
通常の貸付金・借入金を計上する場合は、借用証書(金銭消費貸借契約書)を作成しています。
借用証書の代わりに約束手形を振り出すことがあります。
金銭の貸借にあたって、約束手形を振り出した場合、
手形貸付金勘定、手形借入金勘定によって処理します。
未収入金と未払金
商品以外ものを売却した際に、代金の受け取りを後日にした場合には、
未収入金勘定で処理します。
商品以外のものを購入した際に、代金の支払いを後日にした場合には、
未払金勘定で処理します。
商品売買の際に支払いを後日にした場合には、売掛金・買掛金勘定で処理します。
売掛金・買掛金は日々発生し、取引相手も多いので、売掛金元帳(得意先元帳)や
買掛金元帳(仕入先元帳)で管理しなければなりませんが、
商品以外のものの購入や売却はそれほど頻繁に行われるものではないので、
売掛金・買掛金勘定とは区別して処理します。
受取商品券
同業の商店のグループで通用する他社発行の商品券や自治体などの発行した商品券を受け取り、
商品を販売する場合があります。
この場合、一定期間経過後に商店連合会などに他社などの発行した商品券を持ち込み、
代金を決済します。
他社などの発行した商品券を受け取り、商品を販売した場合には、受取商品券勘定で処理します。
仮払金と仮受金
現金などを受払したが、その相手勘定科目またはその金額が確定していない場合
↓
一時的に仮払金勘定、仮受金勘定を用いて処理します。
立替金と預かり金・法定福利費
他人の費用などを一時的に立て替えた場合
立替金勘定として処理します。
従業員に対する立替分は従業員立替金勘定によって処理することもあります。
他人のお金を預かった場合
預かり金勘定として処理します。
従業員に対する立替分は従業員預り金勘定によって処理します。
さらに、従業員負担の社会保険(*)や源泉所得税を給与から天引きした場合には、
社会保険料預り金勘定、所得税預り金勘定によって処理します。
従業員の社会保険料(*)のうち、会社負担分(事業者負担分)を支払った場合
法定福利費勘定で処理します。
*「社会保険」には、健康保険、厚生年金、雇用保険などがあるよ。
差入保証金
諸会費
会社が参加している業界団体や、地元の商店会等に対して年会費等を支払った場合には、
諸会費勘定によって処理します。
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