AWSエンジニアとは?仕事内容やスキル、将来性を紹介!

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こんにちは、KiYOです。システムエンジニア歴20年オーバー。製造現場に特化したシステム開発を主にやってます。新しい物好きで色々なIT技術を勉強しては、仕事に使って行ってます。

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今回はAWSエンジニアについて紹介します。

この記事でわかる事
  • AWSエンジニアとは
  • AWSとは
  • AWSサービスの主要サービス
  • AWSエンジニアの仕事
  • AWSエンジニアのスキル
  • AWSエンジニアの将来性
  • AWSエンジニアになるには
  • AWS認定資格とは

AWSエンジニアになりたいと思っているけど、どうすればAWSエンジニアに慣れるかわからない人が多いのではないでしょうか?

本記事では、AWSエンジニアの将来性や必要なスキルや学習方法を解説します。

この記事を読むことで、AWSエンジニアになるまでの道筋を把握できます。

AWSエンジニアになりたいと思っている方は、是非この記事をチェックしてみてください。

目次

AWSエンジニアとは?

AWSエンジニアとは?

AWSエンジニアとは、AWS(Amazon Web Service)のクラウドサービスを取り扱う技術者のことを言います。AWSは、ECサイトで大手のAmazonのグループ会社が提供しているサービスです。

AWSエンジニアは、インフラ環境の設計・構築が主な業務です。オンプレ環境の時はネットワークエンジニアやインフラエンジニアが行っていた業務をクラウド上で行うようなイメージです。

AWSに関する多くの知識とスキルを持ち、要件に沿った最適なアーキテクチャを設計、インフラ環境の構築、オンプレミスからクラウドへの移行、AWS上でのシステム開発から保守・運用まで行ったりと、インフラ環境の構築以外にも幅広い業務を行います。

クラウドサービスの発展に伴い、AWSエンジニアは人気の職種として注目を浴びています。

AWSとは?

AWSとは「Amazon Web Service(アマゾン ウェブ サービス)」の略で、Amazon.com社が提供しているクラウドサービスのことを言います。

クラウドサービスとは、インターネットを経由してアプリケーションやデータベースなどのリソースを利用できるサービスの総称です。自らインフラ環境を準備する必要はなく、必要な時に必要な分だけのリソースを使えるのが特徴です。

自分でインフラ準備するよりもイニシャルコストを安く抑えられ、メンテナンスもAWS側で実施してくれるため、ランニングコストも安く抑えられるのも特徴です。

AWSサービスの主要サービス3選

AWSのサービスは150種類以上存在していて多くのサービスを使うことができます。その中でも代表的なサービスとして「サーバ環境(EC2)」「データ保存や配信(S3)」「データベース(RDS)」が挙げられます。

サーバー環境(EC2)

サーバ環境を構築できるサービスとして「EC2」があります。EC2は、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)の略です。EC2は、クラウド上に仮想サーバを構築・運用できるサービスです。

また、仮想サーバを短時間で構築でき、冗長化やメモリ・ハードディスクの拡張も簡単な操作で行えるようになっており、非常に使いやすいサービスとなっています。

データ保存や配信(S3)

データ保存や配信できるサービスとして「S3」があります。S3は、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)の略です。S3は、保存できるファイル数、データ容量が無制限に使用可能です。また、データ保護機能にも優れているため、ファイルの破損防止にも役立ちます。

また、Web静的コンテンツとしてWeb経由でアクセスできるようになっているため、配信も可能となっています。

データベース(RDS)

データベースとして活用できるサービスとして「RDS」があります。RDSは、Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)の略です。RDSは、リレーショナルデータベースです。

冗長化やバックアップといった管理作業、パッチ適用など時間がかかる作業をAWS側が代わりにやってくれる(マネジメントサービス)為、管理にかかる負担が大幅に軽減されるため、データベース作成作業に注力できます。

また、使用できるデータベースソフトは、色々揃えられており、SQLServerやMySQLなど使い慣れたデータベースソフトを選択できます。

AWSエンジニアの仕事

AWSエンジニアの仕事内容はインフラの設計、インフラの構築、アプリケーションの開発、インフラの運用の4つがあります。

AWSインフラ設計(アーキテクト)

AWSインフラの設計は、AWSを使った環境の設計です。オンプレミスの環境設計と違う点としては、クラウドサービスを使っているかどうかになります。

クラウドサービスのストレージやデータベース、仮想サーバなどの特性を把握した上で、拡張性・可用性を意識し、システムを最適化できるように設計することが求められます。ここの設計に問題があると、性能面が非常に低くなってしまうので重要な業務と言えます。

AWSインフラ構築(アーキテクト)

設計した要件や仕様に基づいて実際に環境を構築していきます。AWSのさまざまなサービスを組み合わせ環境を作っていきます。 AWSエンジニアは150を超える機能を最適に組み合わせ、環境を構築していきます。

アプリケーションの開発(デベロッパー)

AWSインフラ運用(アドミニストレーター)

構築した環境を安定稼働するための運用業務もAWSエンジニアの仕事です。日頃のメンテナンスや障害対応などはもちろんのこと、セキュリティ、サーバ増設、機能のアップデート、動作の監視などの仕事があります。

運用の業務範囲は多岐にわたるため、エンジニアのスキル次第で実施できる業務範囲が異なってきます。その為、さまざまな仕事に対応できる知識や能力を身につけることで、AWSエンジニアとしての仕事範囲を広めることができます。

AWSエンジニアに必要なスキル5選

AWSエンジニアに必要なスキルは、AWSサービスの理解やインフラ構築のスキル、アプリケーションに関する知識などがあります。それぞれを具体的に詳しく解説していきます。

ミドルウェアスキル

AWSエンジニアはミドルウェアに関するスキルも必要になります。アプリケーションサーバやDBサーバ、OS知識や開発言語などAWSサービス内にあるこれらスキルも求められます。

インフラ整備スキル

AWSエンジニアはAWSサービスの理解だけでなく、インフラ整備するスキルも求められます。

サーバOSの構築、セキュリティ対策、運用スキルやネットワークのスキルなど幅広いスキルが求められます。AWSエンジニアはAWSサービスのスキルと、インフラのスキルの両方が求められます。

AWSサービススキル

AWSサービスに関するスキルが必要になります。環境の設計、構築する際にどのAWSサービスをどう導入すると良いか判断する必要があります。

AWSサービスは150種類以上の機能があり、それぞれの機能について深く広く理解し、どのような事ができるか理解してアーキテクチャとして組み立てる技術が求められます。サービスの組み合わせでコストが変わるので、最適な組み合わせを見出すスキルが求められます。

データ操作スキル

AWSエンジニアはデータを扱う事ができるスキルも求められます。なぜ、データと思われるかもしれませんが、AWSには多くのデータ保存サービスが用意されているからです。これらのデータ保存サービスは移行やバックアップにも使われます。

データ容量は従量課金制になっているため、無駄な使用をするとコストが多く掛かってしまいます。最適な構成で無駄なく保存できればコスト削減につながります。

アプリケーション構築スキル

AWSエンジニアはインフラのスキルだけでなく、アプリケーションに関するスキルも必要です。WebAPIやWebサービスなどのシステム構成を理解した上で、AWS上で環境を設計・構築・運用するスキルが求められます。

AWSエンジニアの将来性

企業がシステムをオンプレからクラウドに移行している状況から、クラウド技術の需要は今後も大いにあると予測できます。またAWSはAmazonということもあり、AWSエンジニアは将来性の高い職業と言えます。

運用スキルがあれば活躍の幅が広がる

AWSエンジニアとして活躍するためには、AWSの運用スキルを身につける必要があります。簡単に覚えることはできませんが、これからのAWSの需要を考えると勉強するだけの価値があるスキルと言えます。

クラウドを活用する企業が増える

AWSエンジニアの将来を考える上で重要なのが、今後クラウドを使う企業が増えるか動画です。現時点で多くの企業がオンプレ環境からクラウド環境へ移行に取り組んでいるため、需要の高い職業と言えます。

機械学習の分野でも利用されている

AIといった機械学習の最先端なサービスを利用できます。AWSエンジニアを目指しておくことで、将来的に活躍の場を広げられる可能性が高いです。

AWSはパブリッククラウドの中でも注目されている

数あるパブリッククラウドの中でもAWSはシェアNo1を誇ります。クラウド業界を牽引するAWSのスキルを持ったAWSエンジニアは需要の高い職業と言えます。

調査会社であるCanalysがクラウドのシェアの調査結果を発表しました。シェアトップはAWSです。この結果からもわかるようにAWSはパブリッククラウド業界を牽引する存在です。

  • 1位:AWS    32%
  • 2位:Azure  19%
  • 3位:GCP       7%

出典:Canalys

AWSエンジニアになるには

AWSエンジニアは非常に専門的な知識と経験が求められる職業で、IT関連の仕事を全く経験したことのない人がなるには、ハードルが高い職業です。

AWSエンジニアになるにはインフラエンジニアの知識とAWS特有のスキルが必要です。他のIT関連のエンジニアを経験してから転職することが一般的です。

きちんと計画を立ててからキャリアパスを描く必要があります。

プログラマーとして経験

プログラマーとして経験を積んで、AWSエンジニアに転職する方法です。色々な開発環境や開発言語でのプログラミングを経験していると、転職が成功しやすいでしょう。

ただし、プログラミングスキルの他にインフラ環境構築のスキルも必要になりますので、独自で勉強しておく必要があります。

難易度は高いですが、キャリアパスの一つとして考えてみるのも悪くはありません。

インフラエンジニアとして経験

インフラエンジニアとして経験を積んで、AWSエンジニアに転職する方法です。インフラエンジニアを経験しておくと、AWSエンジニアに必要なインフラ構築のスキルを身につけておけるのでアドバンテージがあります。

そのため、未経験からAWSエンジニアを目指す場合、インフラエンジニアとして経験を積んで、AWS特有のスキルを身につけることで、スムーズにキャリアアップが可能でしょう。インフラエンジニアとして経験を積むことが一番の近道となります。

プログラミングスクールで勉強

AWSについての学習は独学が一般的ですが、専門のスクールも無いわけではありません。しかし、都市部などしかありません。独学が難しく短時間で効率よく習得したいようであれば、プログラミングスクールに通うのも良いかもしれません。

動画で勉強

AWSを学習する上での動画は多くあります。初学者向けの動画も有りますので、書籍での勉強が捗らない場合は、動画をお勧めします。有料にはなりますが、オンライン講座Udemy(ユーデミー)などはハンズオン形式で体系的に学べますのでお勧めです。

【2022年版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

ハンズオンで詳しく解説してくれるオンライン動画です。

【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

6回分390問をあるので、試験範囲は網羅しています。

書籍で勉強

AWSの書籍は基礎的なものから応用まで幅広い書籍が数多く出版されています。AWSの人気が書籍の数からもわかるぐらい多く有ります

初心者の場合は、基礎的な本から入るのをお勧めします。クラウド特有の専門用語が多い為、挫折することが有ります。その為、最初はクラウド用語集などが網羅的に記載された本をお勧めします。

AWS認定資格とは

AWS認定資格とは、AWSエンジニアに必要な知識、技術を効率的に学習でき、資格を取得することで自分の知識、技術が一定水準以上であることを証明できます。

AWS認定は3年間有効です。その為、3年ごとに再認定を更新するか、またはその上位のプロフェッショナルレベルを取得する必要があります。

役割別認定資格

役割別認定資格は、AWSの知識、技術が一定水準以上であることを証明できる資格になります。

役割別認定資格は、4つのカテゴリーがあり、それぞれベーシック、アソシエイト、プロフェッショナルの難易度が設定されています。

  • クラウドプラクティショナー
  • アーキテクト(設計者)
  • デベロッパー(開発者)
  • アドミニストレーター(運用者)

ベーシック

AWSの基礎的な理解について一定水準以上であることを証明する資格になります。初心者の方はまずベーシック(クラウドプラクティショナー)取得をお勧めします。

受験費用・・・11,000円(税別)

試験時間・・・90分間

アソシエイト

AWSのより実務的な内容について一定水準以上であることを証明する資格になります。アソシエイトは、アーキテクトとデベロッパー、アドミニストレーターの3つのカテゴリーに分かれています。

受験費用・・・15,000円(税別)

試験時間・・・130分間

プロフェッショナル

役割別認定資格における最高クラスの資格になります。プロフェッショナルにはアソシエイトと同様にアーキテクトとデベロッパー、アドミニストレーターの3つのカテゴリーに分かれています。

受験費用・・・30,000円(税別)

試験時間・・・180分間

専門知識認定資格

専門知識認定資格は、AWSの役割別認定資格より専門的な知識、技術が一定水準以上であることを証明できる資格になります。役割別認定資格のベーシックもしくはアソシエイトの資格保有者が受験する事ができます。

  • ネットワーク
  • セキュリティ
  • ビッグデータ
  • 機械学習
  • アレクサ
  • データベース

受験費用・・・30,000円(税別)

試験時間・・・170分間

まとめ

AWSエンジニアになるための必要なスキルや具体的な仕事内容、AWS認定資格について解説してきました。

AWSは日本企業で多く採用されているクラウドです。また、世界でのシェアNo1でもあるため、AWSエンジニアは需要や将来性は高いと言えます。

AWSエンジニアを目指そうという方は、この記事を参考にまずは資格取得勉強を行い、スキルアップを図りながらキャリアアップを目指してください。

では。

AWSの資格勉強の記事はこちらをご覧ください。

https://laphroaig-apple.com/2021/05/01/aws-load/
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この記事を書いた人

ITの事や自分の経験談など綴っていきたいと思っています。

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