【AWS資格】 IAM(ユーザ&アクセス管理)

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IAMとは、AWS Identity and Access Management(IAM)といい、安全にAWS操作を実施するための認証・認可の仕組みを言います。

目次

ユーザ・グループ・ポリシー・ロール

ユーザ

ルートアカウントとIAMユーザがあります。

ルートアカウントは初期設定で使用したメールアドレスのことです。

ルートアカウントでは全ての操作を行うことができるため、

日常の操作にはルートアカウントは使用せず、IAMユーザを使用するようにしてください。

ルートアカウントにしかできないこと

  1. AWSルートアカウントのメールアドレスやパスワードの変更
  2. IAMユーザの課金情報へのアクセスに関するactive/deactive
  3. 他のAWSアカウントへのRoute53のドメイン登録の移行
  4. AWSサービス(サポート等)のキャンセル
  5. AWSアカウントの停止
  6. 一括請求 (コンソリデーティッドビリング) の処理
  7. 脆弱性診断フォームの提出
  8. 逆引きDNS申請

グループ

グループとして権限をまとめて設定された単位のこと。

グループには複数のIAMユーザが設定されます。

ポリシー

AWSの各種リソースに対するアクセスの可否を設定します。

JSON形式で設定します。

  • Effect
    • Allow⇨許可
    • Deny⇨拒否
  • Action
    • 対象のAWSサービス 例)S3:Get
  • Resource
    • 対象のAWSリソース
      ARNで記述
  • Condition
    • アクセス制御が有効となる条件

ロール

AWSの各種リソースに対するアクセス可否(IAMポリシー)を設定します。

IAMロールは、EC2などに割り当てることができ、IAMロールを割り当てられたEC2上の

プログラムは、アクセスキーとシークレットキーがなくともIAMロールに許可されている

AWSのリソースにアクセスできます。

IAM設計

IAMユーザやIAMグループを新たに作成した際、最初は何も権限が与えられていないため、

アクセス権を割り当てていきます。

その際には必要最低限のアクセス権限を割り当てるようにします。

アクセス許可と拒否のIAMポリシーが相反する場合、拒否のIAMポリシーが優先されます。

IAMユーザ x IAMグループ x IAMポリシーの関係性

試験のポイント

各IAMグループ・IAMユーザには、最小限のアクセス権を与える。

IAMポリシーはもっとも厳しいポリシー(拒否)が優先されます。

IAMロールとIAMポリシーの関係性

試験のポイント

EC2インスタンス上で実行されるプログラムの認証にはIAMロールを割り当てる

IAMロールの権限移譲

  1. 現在利用しているアカウントAで別アカウントBへの権限移譲用のロールを設定します
    ロール作成時に別のAWSアカウントで作成する
  2. アカウントB内で権限移譲用ロールをポリシーとして設定します
    JSONを直接編集する
    既存のポリシーを参考にする
    • Resource:AのARN
    • Action
      • sts:AssumeRole
  3. 項番2のポリシーをIAMユーザに設定します
    既存のポリシーを直接アタッチ
  4. 項番3のIAMユーザを利用してIAMロールをスイッチすることでアカウントAにアクセスできます

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この記事を書いた人

ITの事や自分の経験談など綴っていきたいと思っています。

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